ケーススタディ 【 1 】
●携帯コンテンツ・サービスプロバイダー
音楽、ゲームをはじめとするエンターテインメント系を中心に、多彩なコンテンツを携帯端末向けに配信する配信サービス事業・大手のPR業務全般。草創期から、業界を代表する企業となるに至るまでのマーケティングと企業イメージ構築をサポート。
クライアントは、携帯インターネット普及の初期段階から、その本質と将来性を見極め、ネットワークと端末機能を最大限に生かしたコンテンツの企画・開発に長けたネット・ベンチャー企業。独創的なアイデアから生まれる話題性の高いサービスをコンテンツとして形にし、次々と投入。これを超スピードで繰り返していくことにより、熾烈な競争の中、独自の成長モデルで駆け抜けてきました。本格参入から3年で新興市場に株式公開、その1年後に東証一部上場を果たしています。
アルサープは、同社の草創期にPR業務を受託する機会を得、事業内容、サービス、コンテンツの認知・理解と企業イメージ作りの支援に邁進してきました。同社が数百万人レベルの会員を擁する規模に達した飛躍の起爆剤は、業界初のTV-CMの大量投下であり、これ以降のPR展開は、広告活動と連動した両輪体勢により実施していくこととなりますが、そこに至るまでの土台作りは偏にPR活動によるものでした。
携帯ネットワークサービスの新たな可能性を開くサービスが次々と開発される中、アルサープは、ニュース情報発信はもとより、メディアキャラバン、トップインタビューアレンジや、企画イベント・開発者・開発現場へのTVを含めた取材誘致なども頻繁に実施。メディアから認知・理解を得、意義やもたらされることの本質を知ってもらい、また何を目指しているかを伝え続けることにより、同社はメディアから一挙手一投足が注目される企業となっていきました。
社会に一つの新たな事象・産業が生まれ、拡大し普及していく過程と、クライアントの成長期が一致したこと、かつ分野を代表して話題を提供する企業であったため、メディアの取扱性向は非常に高く、多大の露出効果を獲得しました。弊社は、初の本格的iモードコンテンツの登場以来の数年間は特に重要な役割を担い、貢献できた自負があります。対クライアントサービスとして、業務レクチャーや、広報部署の整備支援、担当者の育成にも努めました。
[主な提供業務]
- プレスリリース活動（企画、原稿作成、配信、掲載プロモート）
- メディアキャラバン（コンテンツ・サービスの視聴デモ、資料提供、解説）
- 記者発表会（プレス招致、資料作成・配布配信）
- 各種取材・インタビューアレンジ
- 企画イベント・展示会出展ブースへのプレス取材誘致
- メディアへの資料提供、ブリーフィング活動
- 展開方針、取り組みの考え方などのコンサルティング
- 案件総括、情報整理、媒体戦略などのアドバイス
- 好意的記者・編集者の開拓、プレスリストの整備更新
- 記事掲載情報管理、メディア折衝代行
- 編集タイアップアレンジ
- 記事掲載モニター調査、レポート、掲載評価、集計分析
※年間記事掲載数1030件（2004年/報道資料配付32本、記者発表会2回/専用プレスリスト980件）